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木質ペレット関連事業に関する全国調査(詳細)

本調査について

ペレットクラブは、木質ペレットに関連する事業の現状を把握するため、2004年2月から2004年8月の期間中に、全国の木質ペレット燃料製造事業体ならびにペレットストーブ・バーナー・ボイラーの輸入・製造事業体に対しアンケート調査を行った。

データの収集にあたっては、特に統計上の重複がないよう、木質ペレット燃料の製造は製造元のみ、ストーブやバーナー、ボイラーといったペレット燃焼機器は輸入元と製造元のみを対象とし、販売代理店は対象から除いた。アンケートの対象は木質ペレット関連事業体が取り扱う全4業種、総計41事業体で、調査期間における全事業体が含まれている。

表.1 アンケート対象事業体の種別と数
業種 事業体数
木質ペレット燃料製造(国産) 16
ペレットストーブ 輸入 9
製造(国産) 11
ペレットバーナー 輸入 2
製造(国産) 2
ペレットボイラー 輸入 2
製造(国産) 5
総計 41
注:一事業体で複数の事業を扱う場合があるため、事業体の合計値と総計があわないことがある。

調査方法

各事業体に対しては、業種別にアンケートを用意し発送した。回答率は100%であった。回答内容に未記載があった場合や数字に整合性のない場合は、改めて電話で確認を行った。アンケートの質問内容は以下の通りである。

  • 対象期間:2000年1月〜2003年12月
  • プラントの設備容量(kg/時)と操業年、燃料製造量(トン)
  • 燃料の販売単位(kg)と販売価格(円/kg)
  • 燃料の種別:呼び名と原料、長さ(mm)、直径(mm)
  • ストーブ・バーナー・ボイラーの販売台数(台・機)

プラント稼動数と設備容量の累計、燃料製造量

木質ペレット燃料を製造する事業体のプラント数は、2000年の3箇所から2003年には13箇所へと大幅に増加した。アンケートの対象事業体数は16(表1)であるが、うち3については2003年中に商品の販売に至らなかった、あるいは2004年中に稼動もしくは稼動予定のプラントであったため、実績がないとし、結果から除外した。

各プラントを設備容量は、100kg/時以下のプラントが3箇所、400kg/時が1箇所、500kg/時が3箇所、700kg/時が1箇所、1,000kg/時が4箇所、3,000kg/時が1箇所であった。また、100kg/時以下のプラントのうち、最小のものは15kg/時であった。

表2.木質ペレット燃料製造事業体のプラント稼動数と設備容量の累計、燃料製造量
2000 2001 2002 2003
プラント数の累計 3 3 5 13
設備容量の累計(kg/時) 4,500 4,500 6,000 9,600
燃料製造量(トン) 2,300 2,300 2,365 2,483

木質ペレット燃料の販売単位と価格

各事業体による燃料の販売単位は、ストーブ用の販売単位である小袋の重量に関して全事業体から回答を得ることができた。大袋(布製フレキシブルコンテナ)に関しては、10事業体からのみ回答を得た。販売価格については任意での回答であったため、卸価格は8事業体、末端価格は13事業体から回答を得るに留まった。

我が国で流通している木質ペレット燃料の小袋は、10kg、15kg、20kg入りの3種類である。大袋については、360kgから700kg入りまで幅があることがわかった。

木質ペレット燃料の販売価格は、小袋の卸価格が25円/kgから42円/kg、末端価格が25円/kgから60円/kgとばらつきが大きい。大袋に関しても、卸価格が25円/kgから40円/kg、末端価格が25円/kgから60円/kgと多様であった。

表3.木質ペレット燃料の販売単位と価格
  販売単位(kg) 卸価格(円/kg) 末端価格(円/kg)
小袋 10、15、20 25−42 25−60
大袋 360−700 25−40 25−60

木質ペレット燃料の種類

木質ペレット燃料の呼び名(商品名)は各事業体によって全く独自の名称がつけられていた。同じ事業体で2種類の商品を製造している事業体が2つあり、種類の違いは樹皮の混入割合であった。全16事業体で18商品が製造されている。

原料は@製紙チップの製造時に発生する樹皮やダスト、A製材所から発生する樹皮やおが屑・木端、Bダムの流木や道路・河川等の支障木、C松くい虫の被害木や間伐材の4種類に大別できた。

表4.我が国で製造されている木質ペレット燃料の商品別寸法(長さ)
長さ(<mm) 10 18 20 24 25 30 35 40
採用数 3 1 5 1 2 2 2 2
表5.我が国で製造されている木質ペレット燃料の商品別寸法(直径)
直径(mm) 6 6.5 8 1/4インチ
採用数 13 1 3 2

ストーブの輸入ならびに製造を行う事業体

ペレットストーブの輸入ならびに製造を行う事業体数は2000年の5社から2003年には18社になった。ペレットストーブのアンケート対象事業体数は、輸入が9社、国産が11社の計20社であるが、2003年末時点で商品開発中であった国産2社は今回の結果から除外した。

表6.ペレットストーブの輸入・製造事業体数と販売台数
2000 2001 2002 2003
輸入・製造事業体の数 5 6 8 18
販売台数(台) 65 138 341 886

バーナーの輸入ならびに製造を行う事業体

ペレットバーナーの輸入ならびに製造を行う事業体は2000年の1社から2003年には4社になった。うち、輸入が2社、国産が2社である。

表7 .ペレットバーナーの輸入・製造事業体数と販売台数
2000 2001 2002 2003
輸入・製造事業体の数 1 3 3 4
販売台数(台) 0 0 0 3

ボイラーの輸入ならびに製造を行う事業体

ペレットボイラーの輸入ならびに製造を行う事業体については、2000年の4社から2003年には6社になった。うち、輸入が2社、国産が4社である。

表8.ペレットボイラーの輸入・製造事業体数と販売台数
2000 2001 2002 2003
輸入・製造事業体の数 4 5 6 6
販売台数(台) 0 4 2 16
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